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【日本人谈】中国学生=“高压”群体(上)

来源: tang_mac | 更新日期:2014-01-09 19:04:50 | 浏览(27)人次

2月といえば、日本では入試シーズンだ。中国は初夏にそのピークを迎えるが、受験戦争はこの世に生を受けた瞬間から始まっていると言っても過言ではない。


2月是日本的升学考试期,而中国则在初夏迎来考试高峰,可以不夸张的说,从诞生世上的瞬间,考试战争即已开始。

中国では3歳で入園する幼稚園で学習が始まる。母国語、算数、そして英語。日本では08年から文科省の指導要領の改訂により全国で英語活動が必修になったが、上海の場合、日本の小学6年生レベルに相当する英語は、すでに幼稚園で修了する。そして7歳で小学校に入学、12歳から4年間を「初中(chuzhong)学生」として、また、16歳から3年間を「高中(gaozhong)学生」として学ぶ。それ以外にも、上海などの都市部ではピアノ、バイオリン、バレエなど、寸暇を惜しんだお稽古事に通わせる家庭が多い。

在中国,从3岁进幼稚园学习就已经开始,学习语文、数学、还有英语。日本根据08年文部科学省修改的教纲规定,全国英语成为必修课,而在上海,相当于日本小学六年级水平的英语早在幼稚园就学完了。然后7岁入小学,12岁开始要做4年的“初中生”,接着从16岁开始的3年又要成为“高中生”学习。此外,在上海等大城市,很多家庭还在抓紧时间学习练习钢琴、小提琴、芭蕾等。

自分のクラスから落ちこぼれを出しては、出世と給料に響くという立場の「班主任(学級担任)」と、一人っ子の愛娘の将来を案じる「家長(保護者)」の目指すものは、結局「点数主義」で一致する。いい大学に入りさえすれば、名門校さえ入れば、それこそ文句ナシの人生が確保できると、やはり多くの中国人は信じている。日本以上の学歴社会だ。

担心自己班上出现吊车尾的而影响到自己前途及工资的“班主任”,与担心独生子女将来的“家长”,他们的目标最终在“分数主义”这里形成统一。大多中国人依然相信,只有进好大学,进名牌大学,才能保证无悔的人生。真是远胜日本的学历社会。

隣人や親戚そして社会の誰に訊いても、返ってくるのは「子どもの本分は学業」と言うゆるぎない答え。小学1年生から、朝は7時半前から登校し、みっちり7時間授業を受ける。夜は11時、12時まで宿題の山との格闘だ。「低学年だから」などという容赦はない。ただただ毎日山のように積み上がる宿題をこなす。放棄すれば怒り狂った老師(教員)の罵詈雑言をしこたま浴びる、小さな子どもでもそれは覚悟の上だ。「毎晩、子どもが泣きながら宿題をしている」ことに驚くのは私たち外国人ぐらいだろう。日本のように、ほんの一時集中すればいい受験戦争とも、だいぶ事情が異なる。

不管是问邻居、亲戚还是社会上的任何人,回答绝对都是“学生的本分就是学习”。从小学一年级开始,早上7点半前就上学,得扎扎实实上7小时课。晚上做作业则要到11、12点。不会“因为还在低年级”就有丝毫松懈,每天都必须完成不断增加的习题山。想放弃的话就会招致暴怒老师的破口大骂,即便是小孩子也有精神准备。“孩子每晚边哭边做作业”,会对此感到吃惊的也就我们外国人吧。这和日本只集中于一时就搞定的考试战争又有所不同。

30代半ばも過ぎた徐静さんは上海のネイルサロンで働いている。いずこも同じ「子どもの教育のため」というのがその理由だ。1ヵ月働いて3000元(約4万円程度)にも満たない。だが、彼女の稼ぎは教育費の一部になるのではない。ほぼ全額が担任の先生への“付け届け”に化ける。

已经奔4的徐静在上海的美甲店工作,据说工作就是“为了孩子的教育”。月收入还不到3000元(约4万日元)。然而她赚的钱并非一部分用作教育费,而是几乎全部“供奉”给了老师。

「何が頭が痛いかって、担任の先生へのプレゼントが一番厄介。学期の始まりと旧正月前は必ずよ。この前は数千元(何万円)もするかなり高価な時計を贈ったの。でも、突き返されちゃった。外国のブランドなのに。要はいくら有名ブランドでも相手が知らないブランドなら渡しても無駄ってことなのよ」

“要说最让人头痛、最麻烦的事就是给班主任的礼物。新学期开始和春节是必送的。我之前才送了值几千元(数万日元)的名贵手表,可是却被退还 。明明就是外国名牌货,不过再怎么有名,对方不知道的话送了也白搭”

担任の先生のご機嫌伺いに靴底と神経を磨耗させる徐さん。子どもへの風当たりを少しでも和らげるためと思えばこその付け届けだ。が、ツボをハズせば逆効果。彼女のお嬢さんは初中1年生への進学が目前なだけに、落ち着かない日々を送っている。

为讨好班主任,徐女士磨破了鞋底,费劲了心思。送礼是为了能让孩子过得更顺利些。可如果没抓住要点就会是反效果。她女儿目前刚要升初中,每天都过着提心吊胆的日子。

現代中国の学習熱、それを紐解くには古代の科挙制度にさかのぼらなければならない。そもそも科挙は、誰でも試験に合格しさえすれば官僚になれ、出自とは関係なく本人の努力次第で上に上り詰めることができるというもの。現代中国でもそれは脈々と受け継がれ、将来の夢やチャンスは平等に与えられることになっている。

要理解现代中国的学习热,就要回溯到古代的科举制度。原本科举就是不问门第,只要本人努力就能爬到顶峰,任何人只要通过考试就能走上仕途。这在现代中国也一脉相承,每个人在将来的梦想与机会上都是平等的。

2002年、陳映芳助教授に会うために華東師範大学を訪れたが、「農民から幹部の子弟まで、競争の場は学校ひとつだけ」というコメントは今でも記憶に鮮明だ。しかも、その言葉には「競争の場は日本のように塾などではない」というメッセージも込められている。競争の場を学校に一元化することで、経済格差が生む教育格差をこれまで排除してきたとも言えるのだ。

2002年,我为了和陈映芳助教会面而造访了华东师范大学,对于他所说“无论农民还是干部子弟,竞赛场就只有学校”,我至今记忆犹新。而且,他的话还含有这样的信息“竞赛场不是像日本那样的补习学校”。由于竞赛场一元化到了学校,因此一直以来都排除了因经济差距产生的教育差距。

とはいえ、子を持つ親の本音とはこの「輪廻転生からの解脱」だ。「もし自分が金持ちなら、即座に子どもを無意味な点数主義から解放してやるだろう」と思う親は少なくない。過度な詰め込み教育を見るに見かねた上海市政府も、また子どもの学習負担を少なくする方針を打ち出した時期もあった。しかし、常に賛否両論を伴い、結局「勉強させないと気がすまない保護者の要望で、元の木阿弥になってしまう」(上海の教育関係者)のだった。

尽管如此,有孩子的父母的真心话则是“想从这种轮回中解脱”。“如果自己有钱,就会马上把孩子从毫无意义的成绩战中解放出来吧”,这样想的家长不在少数。就连上海市政府也对过度的填鸭式教育看不下去,也有给孩子减负的政策出台。但是,这通常毁誉参半,结果“还是由于想让孩子学习的家长的迫切希望,又取消减负政策”

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