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2015-04-19[日语] 日语 養和の飢饉 1
日语 養和の飢饉 1 また養和のころとか、久しくなりて覚えず、二年があひだ、世の中飢渇(けかつ)して、あさましき事侍りき。或は春·夏ひでり、或は秋、大風·洪水など、よからぬ事どもうち続きて、五穀(ごこく)ことごとくならず。むなしく春かへし、夏植うるいとな...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 福原遷都 2
日语 福原遷都 2 その時おのづからことの便りありて、津の国の今の京に至れり。所のありさまを見るに、その地、ほど狭(せば)くて条理を割るに足らず。北は山に沿ひて高く、南は海近くて下れり。波の音、常にかまびすしく、塩風ことに激し。内裏(だいり)は山の中なれ...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 福原遷都 1
日语 福原遷都 1 また、治承四年水無月(みなづき)のころ、にはかに都遷(うつ)りはべりき。いと、思ひの外(ほか)なりしことなり。おほかた、この京の初めを聞けることは、嵯峨(さが)の天皇の御時(おんとき)、都と定まりにけるより後、すでに四百余歳を経たり...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 治承の辻風
日语 治承の辻風 また、治承(ぢしよう)四年卯月(うづき)のころ、中御門京極(なかみかどきやうごく)のほどより大きなる辻風(つじかぜ)起こりて、六条わたりまで吹けることはべりき。 三、四町を吹きまくる間に、こもれる家ども、大きなるも小さきも、一つとして破...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 安元の大火
日语 安元の大火 予(われ)、ものの心を知れりしより、四十(よそぢ)あまりの春秋(しゅんじう)をおくれるあひだに、世の不思議を見る事ややたびたびになりぬ。 去(いんし)、安元三年四月(うづき)廿八日かとよ。風烈(はげ)しく吹きて、静かならざりし夜、戌(...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 ゆく河の流れ
日语 ゆく河の流れ ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍(いらか)を争へ...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 関白殿、黒戸より 29
日语 関白殿、黒戸より 29 関白殿、黒戸(くろど)よりいでさせたまふとて、女房のひまなくさぶらふを、「あないみじのおもとたちや。翁(おきな)をいかに笑ひたまふらむ」とて、分けいでさせたまへば、戸に近き人々、いろいろの袖口(そでぐち)して、御簾(み...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 はしたなきもの 27
日语 はしたなきもの 27 はしたなきものこと人を呼ぶに、われぞとてさし出(い)でたる。物などとらするをりはいとど。おのづから人の上などうちいひそしりたるに、をさなき子どもの聞きとりて、その人のあるにいひ出でたる。 あはれなることなど、人のいひ出...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 二月つごもりごろに 6
日语 二月つごもりごろに 6 二月(きさらぎ)つごもりごろに、風いたう吹きて空いみじう黒きに、雲少しうち散りたるほど、黒戸に主殿司(とのもづかさ)来て、「かうてあぶらふ」と言へば、寄りたるに、「これ、公任(きんたふ)の宰相殿の」とてあるを見れば、懐...【详细】
2015-04-19[日语] 日语 頭の中将の 82 (4)
日语 頭の中将の 82 (4) (四) 「『ただ、この返りごとに従ひて、こかけをしふみし、すべて、さる者ありきとだに思はじ』と、頭の中将ののたまへば、ある限りかうやうしてやりたまひしに、ただに来たりしは、なかなかよかりき。持て来たりしたびは、いかな...【详细】